Windowsのアップデートが途中で止まって更新が完了できない問題を解決した方法


Windowsのパソコンを使っていると定期的にWindowsの更新が行われますが、なぜか筆者がいつも使っているノートパソコンでこの更新が正常に行われなくなってしまいました。

この更新中に電源を切ったことも何度もあるのですが、そのうち壊れてしまうのではないかと思ってここ半年ほどWindowsのアップデートができていませんでした。

でも、あることをしただけでこの状態が直り、正常にWindowsを更新できるようになりました。

その方法についてご紹介したいと思います。




どんな状態だったか


Windowsを終了するときに、「更新してシャットダウン」、「更新して再起動」などを選ぶと、下のような画面になって更新が進行していきます。




しかし、筆者の場合は、この進捗がだいたい15%程度で止まってしまい、「更新プログラムの構成に失敗しました」というような表示が出て、Windowsのアップデートを完了できませんでした。

しかも、何度やってもダメで、Windowsの更新ができないという状態が半年以上続いていました。




たった1つコマンドを実行するだけで解決


こんな状態だったのですが、Windowsの更新に失敗はするものの、普通に使うのは問題なかったのでいろいろな用途に使っていました。

でも、先日、いつものようにゲームをプレイしようとこのパソコンを動かしたら、なぜかゲームが起動できないという状態になってしまいました。いよいよこのパソコンもダメになるのかなと思って、ダメ元でゲームの公式サイトにあった方法を試したら、肝心のゲームは起動できなかったのですが、なんとWindowsの更新ができるようになりました!


その方法はというと、たった1つのコマンドを実行するだけです。


まず、Windowsの検索窓に、「コマンドプロンプト」と入力します。




コマンドプロンプトが表示されます。





右クリックして「管理者として実行」をクリックします。




下のようなウィンドウが開きます。




次のコマンドを入力します。sfcと/の間に半角スペースが入りますのでご注意ください。

sfc /scannow


sfcというのはSystem File Checkerの頭文字をとったもののようで、Windowsのファイルシステムをチェックして問題があった場合は修復をするというコマンドです。

これを実行すると、スキャンが始まるのでしばらく待つことになります。進捗状況が表示されるのでそれを見ながら待ちましょう。

今回、私の場合、スキャンが終了したら「Windowsリソース保護により破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に修復されました」と表示されました。


これでひょっとしたらWindowsの更新ができない問題も直ってるのでは?と思い、試しにアップデートしてみたら無事更新ができたというわけです。

実際、下の写真のように15%程度までしか進まなかったのが90%を超え、しっかり更新が完了しました!







まとめ


今回は、ゲームが起動できない問題を直そうと思って試した手法によって、偶然にもWindowsの更新ができない問題を解決することができました。

もし、Windowsの更新ができない場合は、一度試してみてはいかがでしょうか。





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