Rubyが高速に動作するおすすめのレンタルサーバー




Rubyは多くのレンタルサーバーでも使えるようになっていますが、どこが一番高速に動作するでしょうか?

今回実際にRubyのプログラムを実行して、各レンタルサーバーでの実行速度を測定してみました。その結果をご紹介します。



[このページの内容]



レンタルサーバー各社のRubyの速度の比較


各レンタルサーバーでRubyのプログラムを実行し、その速度を計測しました。今回の計測条件は以下のようになります。



1.乱数を50万回発生させるのに要する時間を計測
2.1を10回繰り返し、その平均時間を算出
3.1~2を1時間に一回実行し、24時間に渡って計測


基本的には乱数を発生させるという単純な内容なのですが、意外にもレンタルサーバーによって速度に違いが出ました。一番速いところと遅いところでは、約2倍の差がありました。

各レンタルサーバーでのRubyの処理時間のグラフになります。処理時間が短いほど(棒グラフが短いほど)、実行速度が速いことを意味しています。


Ruby 2系


まず、Ruby 2系の実行速度のグラフです。






(赤字:実行速度が一番速かったもの)

レンタルサーバー
(契約プラン)
Ruby
実行時間
(バージョン)
ロリポップ!
(スタンダード)
44.51ms
(2.0)
さくら
(スタンダード)
59.41ms
(2.5)
エックスサーバー
(X10)
73.94ms
(2.0)
スターサーバー
(スタンダード)
70.02ms
(2.0)
コアサーバー
(CORE-A)
89.60ms
(2.4)
バリューサーバー
(スタンダード)
59.65ms
(2.3)


Ruby 2系で一番速度が速かったのがロリポップでした。ただ、Rubyのバージョンは2.0となっています。


 ロリポップ!  (公式サイト)


なるべく新しいバージョンのものが良ければ、さくらインターネットを利用するのが良いでしょう。さくらインターネットではバージョン2.5が使えます。


 さくらインターネット (公式サイト)





Ruby 1系


続いてRuby 1系です。バージョン1.Xが使えるレンタルサーバーはあまりなく、3つだけしかありませんでした。






レンタルサーバー
(契約プラン)
Ruby
実行時間
(バージョン)
ロリポップ!
(スタンダード)
44.51ms
(1.9)
コアサーバー
(CORE-A)
116.67ms
(1.9)
バリューサーバー
(スタンダード)
81.22ms
(1.9)


バージョン1系においても、ロリポップが一番速かったです。どのレンタルサーバーでもバージョン1.9が使えますので、Ruby 1系を使うのであればロリポップが良いでしょう。

 ロリポップ!  (公式サイト)






Rubyが使えるレンタルサーバー



上で紹介した各レンタルサーバーについて、それぞれの特徴をご紹介します。サーバーを選ぶ際の参考にしてみてください。


ロリポップ
運営会社:ペパポ株式会社

Rubyのバージョン:
2.0 / 1.9

言語:Python, PHP, Perl, Ruby

データベース:MySQL, SQLite

月額 100円~
使い方が簡単で初心者にもわかりやすい
24時間、365日のサポート
MySQLのバージョン 5.6
10日間の無料お試し期間あり
安い価格で利用できる
SSLが無料で利用可能







さくらインターネット
運営会社:さくらインターネット株式会社

Rubyのバージョン:2.5

言語:Python, PHP, Perl, Ruby

データベース:MySQL, SQLite

月額 129円~
稼働率99.99%の安定稼働
利用件数は40万件以上
2週間の無料お試し期間あり
MySQLのバージョン 5.7
安い価格で利用できる
SSLが無料で利用可能







スターサーバー
運営会社:ネットオウル株式会社

Rubyのバージョン:
2.0

言語:Python, PHP, Perl, Ruby

データベース:MySQL

月額 126円~
4大特典キャンペーン実施中
ブロガー満足度No.1
レンタルサーバー初心者満足度 No.1
高速CPU、大容量メモリ、SSD搭載のサーバー
MySQLのバージョン 5.7
上位プランへの変更が簡単にできる
SSLが無料で利用可能
2週間の無料お試し期間あり








エックスサーバー
運営会社:エックスサーバー株式会社

Rubyのバージョン:2.0

言語:Python, PHP, Perl, Ruby

データベース:MySQL、SQLite

月額 900 円~
キャンペーン実施中
最新CPU、大容量メモリ、SSD搭載だから超高速
Pythonの動作はもちろん、サイトの表示や動作が高速
大量アクセスに強い
SSLが無料で利用可能
24時間365日サポート
MySQLのバージョン 5.7
全プランで自動バックアップ機能搭載だから安心
10日間の無料お試し期間あり









バリューサーバー
運営会社:GMO DigiRock

Rubyのバージョン:2.3 / 1.9

言語:Python, PHP, Perl, Ruby, C/C++

データベース:MySQL, PostgreSQL, SQLite

月額 133円~
10日間の無料お試し期間あり
MySQLのバージョン 5.5
PostgreSQLのバージョン 9.2
安い価格で利用できる
SSLが無料で利用可能







コアサーバー
運営会社:GMO DigiRock

Rubyのバージョン:2.4

言語:Python, PHP,Perl,Ruby, C/C++

データベース:PostgreSQL、MySQL, SQLite

月額 198 円~
CORE Aプラン以上でMySQLもPostgreSQLも無制限
PostgreSQLのバージョン:9.6系
MySQLのバージョン 5.7系
SSLが無料で利用可能
最大28コアのCPUと最大384GBのメモリーを搭載
全プランSSD搭載で高速な動作
30日間の無料お試し期間あり





このエントリーをはてなブックマークに追加



関連記事 

1.WEBプログラミングにおすすめの高速で安定したレンタルサーバー
2.MySQLが高速に動作するおすすめのレンタルサーバー
3.PHPが高速なレンタルサーバー バージョンと速度の比較からおすすめを紹介
4.Pythonが使えるレンタルサーバー バージョンと速度の比較からおすすめを紹介


▲ このページの上部へ戻る