WEBエンジニア未経験者が採用される6つの条件
未経験者を採用しようという場合に気になるのは、やはり入社後に本当にちゃんとやっていけるだろうか?ということです。採用したもののすぐにやめてしまったとか、全然技術が身につかない、といったことになると採用は失敗だったことになります。
そうならないためにも、IT系の企業は書類や面接などから、応募者が入社後もやっていけるかどうか、戦力になるかどうかを見極めようとします。IT企業が未経験者に対して重視するポイントが書類や面接からはっきりと伝われば、その人は確実に採用されます。
そのポイントとは何でしょうか?そして、どのように伝えればよいのでしょうか?
このページの内容
学ぶ意欲がある、学び続けられる
システム構築やソフトウェア開発の仕事というのは、プログラミング言語の知識やデータベース、OSの知識、セキュリティなど多くのことを学ぶ必要があります。
未経験者の場合、これらのことを覚えることができずに挫折してしまうのではないかということが心配になります。もし覚えることができずにシステム開発に支障をきたすようであれば、全く戦力になりません。採用は失敗だったということになります。
このような状態になることを避けるために、履歴書や面接で判断するわけですが、知識やスキルを学習できるかどうかを判断する重要な要素として「やる気」があります。学ぶ意欲があって継続的に学習できる人であれば、採用後も自ら学んでスキルを身につけてもらえます。
ただ、やっかいなのは、このやる気というのはとても判断がしづらいということです。
履歴書に「やる気があります。しっかりがんばります。」と書かれていても、本当かどうか判断がつきません。面接で「がんばります」とだけ言われても証拠がありません。やる気があるように見えたのに、入社したらそんなにがんばらなかったということもあります。
口では何とでも言えますし、紙に書くのも自由に書けます。書類選考や面接では、真実はなかなか見えてきません。
面接官は疑っています。しかし、確実に安心できる材料が1つでもあれば、採用はぐっと近づきます。
そこで本当にやる気があるところを見せるするために、自分のホームページを1つ作って履歴書内に書いてアピールするのがおすすめです。
やることは独自ドメインを取得し、レンタルサーバーを借りてホームページを作成する、ということです。もし余力があればPHPなどで簡単なプログラミングをして動くものを作ってみてください。WEBデザイナー志望の場合は、サイトをデザインして、IllustratorやPhotoshopなどで作成したものをアップしてみてもいいです。
ロリポップなどのレンタルサーバーが安くて初心者にもやさしくおすすめです。このようなサーバーを実際に借りてみて、1か月ほどかけて取り組んでみてください。
これで他の未経験者とは異なって、実際に学んで技術力を少しつけたこと、行動することができたこと、WEBエンジニアを仕事としていこうという覚悟をアピールすることができます。他の求職者とは一味違って採用の確率が格段にアップします。
もし、実際にやってみて楽しくないな、嫌だなと感じたら、それはそれでOKです。WEBエンジニアにはむいていないということが応募する前にわかったのですから、時間を無駄にせずにすみます。その場合は別の職業に応募してみるといいと思います。
人柄が良い
面接対応のコツになります。WEBエンジニアとして採用されるとシステムやアプリの開発に忙しくなりますが、人としゃべらないでいいというわけではありません。
社内のSEやプログラマーはもちろんのこと、顧客や関係する企業の人とも話をする場合があります。技術者といえども、コミュニケーションが大切になります。
仕事をしていくのであれば、感じの悪い人とは一緒に仕事はしたくないですよね。仕事のお願いをしなければいけないこともありますから、優しい人がいいですし、感じの良い人がいいのはいうまえもありません。
話しかけても無視されたり、嫌みの一つでも言われたら嫌な気分になりますし、その人とは一緒に仕事をしたくなくなります。社内の人間関係が悪くなりますし、顧客にそのような態度をとられたら大事な仕事がなくなってしまうかもしれません。
つまり、企業としては社内や社外の人に誠実な対応ができる人と一緒に仕事をしたい、というのがあります。普通に考えれば当たり前のことですよね。
人柄の部分についてはテクニックではごまかせない部分も多々ありますが、質問に対していい加減な対応をしないことや、丁寧な言葉遣いをする、清潔感のある服装をする、といったことを心掛けると良いかと思います。良い印象を持ってもらえるようにしましょう。
説明がきちんとできる
プログラミングなどシステム構築は論理立てて何か月もかけて物を作り上げていくという仕事ですので、論理的に物事を考えて実行していく力が大事になります。
また、社内のSEやプログラマー、デザイナーと話をするときにも、筋道立てて説明することが求められます。顧客と打ち合わせするときは、さらにわかりやすさも重要になります。
説明がきちんとできるということは、必ずしも論理的であるということの証拠にはなりませんが、論理的な人である可能性を示しています。面接で質問に答えるような場合や、発言を促されるような場合に、わかりやすく筋道立てて説明できるようにしておくことが大事です。
相手に伝わる文章が書ける
履歴書や職務経歴書などを書くときのポイントです。
WEBエンジニアはプログラムだけを書いておけば良いように思うかもしれませんが、マニュアルを書いたり、顧客や社内のエンジニアにメールを書いたりということがよくあります。
上に書いた「説明がきちんとできる」という点とも多く重なりますが、相手のことを思いながら伝わるように丁寧に文章を書くことが求められます。
お客さんに失礼なメールを書いたり、社内の人にわかりにくいメールを送ってしまって、システム開発に支障が出るようなことがあっては困りますよね。
おかしな日本語の文章を書く人は少ないですが、伝わりにくい文章を書いたり誤解を招くような表現を含める人をときどき見かけますので、履歴書などの文書を書くときには、そのような人なのか?と疑われるような書き方にならないように注意しましょう。
業務知識などのバックグラウンドを持っている
未経験でも採用される大きなポイントとして、これまで経験した業務内容や大学の専攻が応募する企業の業務内容と一致するか近いという場合があります。
採用される志望動機のページでも書いていますが、業務知識というのはなかなか身につきません。その業界に何年もいてやっと身につくようなものです。プログラミングやデータベースといったものは早ければ6か月~1年くらいで使えるようになってきますが、業務知識の方はそうはいきません。
この辺りをIT企業はよく知っていますので、業務知識を持った人を採用し、入社後にITのスキルを身につけてもらうという流れをとっているところも少なくありません。
WEBエンジニアになりたいと思ったときに、過去の職歴や大学の専攻などが活かせるようなIT企業を探してみるというのも戦略としてアリです。そのような企業を見つけるのが難しい場合には、転職エージェントに聞けばすぐに紹介してもらえます。
年齢の問題
最後に大事なのが年齢です。上記の条件をすべてそろえていたとしても、未経験で転職できるのは遅くても30代前半までです。30代後半で未経験でWEBエンジニアというのは難しいかもしれません。
20代前半であればかなり高い確率で採用されると思います。少々粗さが目立ったとしても、まだまだこれから頑張ればよい、ということで大目に見てもらいやすいです。
20代後半も比較的高い確率ですが30歳に近づくにつれて厳しくなってきます。30代に入ると確率は下がります。
IT企業は比較的若い人が多い業界です。特にプログラマーは20代が多いです。30代になってからプログラマーを始めると、自分より年下の人が上司になっていることもあり、やりづらいと思います。
企業もそのあたりをわかっているので、年齢が上がるにつれて未経験でのWEBエンジニア職での採用は少なくなってきます。
ですので、WEBエンジニアになりたいと思ったら、後悔しないうちに早めの行動をおすすめします。
WEBエンジニア未経験者におすすめの転職サイト
ワークポート
IT系企業の転職に特化した転職サイトです。転職エージェントが転職者の希望を聞いて、転職者にあったIT企業を紹介してくれます。
求人はたくさんあって見つけるのに困りますが、エージェントの方に依頼すれば、数ある中から最適なものを紹介してもらえるので効率的です。
企業の情報についていろいろ質問もできますし、書類作成についてアドバイスをくれたり、応募する企業にあわせた面接対策を教えてくれるので、未経験者にとっては強い味方になります。
また、転職希望者には無料でプログラミングを教えてくれる講座を受講することができます。未経験でプログラマーやSEとして転職するにあたって不安を感じる方は、是非登録してみてください。
→ 未経験からの転職ならWORKPORT
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はたらいく
一般的な転職サイトとは違って、人柄重視で転職したい企業を探すことができる「らいくサービス」というのが大きな特徴です。未経験でも人柄重視で採用してもらえるのがうれしいポイントです。
気になる企業があったら「らいく」ボタンを押して企業に伝えます。もし、企業があなたの人柄に興味をもってくれたら、企業からメッセージが届きます。相思相愛の状態になりますので、実際に応募すると採用される確率が非常に高くなります。
→ はたらいく
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