MySQL Workbench 8.0のWindowsへのインストールと日本語化
MySQLを直感的に使えるWindowsのGUIツールMySQL Workbench8.0のインストール方法と日本語化の方法をご紹介します。
MySQL Workbench8.0の日本語化に必要なファイルを配布していますので、よろしければご利用ください。
[このページの内容]
インストール方法
(1)まず、MySQL公式サイトのダウンロードページを開きます。以下のようなページが開きますので、一番下の部分からダウンロードを行います。
MySQL Workbenchのダウンロードページ (公式サイト)
MySQL Workbenchの解説(公式サイト)
(2)ダウンロードボタンをクリックすると以下のようなページが開きますが、一番下の「No thanks, just start my download.」をクリックすると、サインインしなくてもダウンロードすることができます。
(3)ダウンロードしたファイルを解凍します。以下のようなインストーラーができますので、ダブルクリックします。
(4)ご利用のWindows環境によりますが、ソフトの利用に必要なライブラリが足りていないと下のようなメッセージが表示されることがあります。スムーズにいけば手順(5)のような画面が開きます。問題ない場合は(5)に進んでください。
下のようなウィンドウが表示された場合、OKボタンを押してください。この過程は不足しているライブラリをインストールする作業になります。
下のような画面が開きますので、左下のDownload Prerequistesボタンをクリックします。
必要なライブラリをダウンロードするページが開きます。MySQL Workbenchは、赤で囲った2つのものが必要となります。
ここでは、Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015をダウンロードしてみます。
クリックすると以下のような画面が開きます。言語選択でJapaneseを選択し、ダウンロードボタンをクリックします。
64bitのWindowsであれば、vc_redist_x64.exeをクリックします。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、下のような画面が開きますので「インストール」ボタンを押して続行します。
無事にインストールが完了します。今回、筆者の環境ではこのVisual C++ Redistributable for Visual Studio 2015をインストールしただけで、問題なくMy SQL Workbenchのインストーラーが起動しました。
ご利用の環境によっては、Microsoft .NET Frameworkのインストールも必要になるかと思います。同様にインストールしてみてください。
(5)MySQL Workbenchのインストーラーが起動すると、以下のような画面になります。Nextボタンをクリックします。
(6)インストール先のフォルダを選択します。特に変更する必要はありません。Nextボタンをクリックします。
(7)セットアップのタイプを選択します。Completeを選択し、Nextボタンをクリックします。
(8)インストール内容の確認画面です。Installボタンをクリックします。
(9)無事にインストールが完了しました。Finishを押して完了します。
MySQL Workbench 8.0の日本語化
MySQL Workbenchを日本語化するために、いろいろ探してみたのですが、残念ながらすべてを日本語表示することはできないようです。
以前のバージョンのWorkbenchについては以下のサイトから日本語化のためのファイルをダウンロードできるようになっています。
旧バージョンのMySQL Workbench日本語化用ファイル
ただ、ここからダウンロードしてMySQL Workbench 8.0に適用してみたのですが、ファイルの形式が変わってしまったようでWorkbench自体が起動しませんでした。
そのため、メインメニューの日本語化を筆者自身でやってみました。旧バージョンの日本語化ファイルの設定の多くがそのまま使えましたので、多くの設定をそのまま移行しました。一応、以下のように日本語化できています。
以下のリンクからダウンロードできますので、もしよろしければご利用ください。main_menu.xmlというファイルになります。
ダウンロード:MySQL Workbench 8.0メインメニュー設定ファイル
設定方法は以下のようになります。
(1)Workbenchの設定ファイルが保存してあるフォルダに移動します。
(例)
C:\Program Files\MySQL\MySQL Workbench 8.0 CE\data
(2)main_menu.xmlというファイルのバックアップをとってください。
(3)ダウンロードしたmain_menu.xmlを上書きします。
(4)MySQL Workbenchを起動します。
これでメインメニューが日本語化されます。
残念ながら、他の部分については英語のままになります。同じdataフォルダに入っているxmlファイルについても日本語化すれば、他の部分も少しは日本語表示が可能になるとは思います。
まとめ
MySQL Workbenchは英語での表示が大部分なので少しストレスを感じますが、MySQLの公式サイトが提供しているだけあって、とても良くできたGUIツールです。データベースへの接続やテーブルの検索や登録、クエリーの実行ができるだけでなく、リバースエンジニアリングなどにも対応していて使いやすいです。
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