dynabook AZシリーズの裏蓋の開け方




dynabook AZシリーズのノートパソコンの裏蓋の開け方をご紹介したいと思います。ハードディスクやSSHDを換装したい人や、メモリを増設したい人に参考にしていただければと思います。底面を見るとネジが多くて難しそうに見えるかもしれませんが、順番にやっていけば力も必要とせず、簡単に開けることができます。


今回の記事で使用したdynabookのモデル名は、dynabook AZ65/Cです。WEB上の直販サイトでカスタマイズ購入したものです。


[このページの内容]



dynabook AZシリーズの裏蓋を開ける手順


dynabook AZシリーズの裏蓋を開ける手順をご紹介します。今回の記事で紹介している機種はdynabook AZ65/Cになります。東芝の直販サイトでカスタマイズして購入したものになります。モデルが違っても、同じような方法で裏蓋を開けることができると思いますので、参考にしてみてください。


(1) まず、システムをシャットダウンしたうえで、本体を裏返します。





(2) バッテリーを取り外します。電源ケーブルも取り外してください。





(3) 電源ボタンを5秒間押します。バッテリーを外した後、電源ボタンを5秒間押すことによって、システムに残留した電気が放電されます。





(4) ここから実際にネジを外していきます。本体裏側にあるネジをすべて外してください。





(5) 意外と見落としがちなのが、メモリにアクセスするための蓋を開いたところにあるネジです。下のように3箇所ネジがありますので、必ず外してください。





(6) ネジが全部外れたら、DVDドライブ(光学ドライブ)を引っ張り出します。
軽い力でスルっと抜けます。



(7) 空になったDVDドライブのところに手を入れながら、裏蓋を左の方にずらしてあげると、簡単に蓋が外れます。下の写真は、裏蓋を開いたところです。

右上の部分がDVDドライブがあった場所になります。左上部にある黒いものがファンで、中央の緑色の部分がメモリ、そして左下にある長方形のものがストレージ(ハードディスク、SSHD、SSD)になります。








ハードディスクやSSHDを交換する手順



裏蓋を開けた状態で、ストレージ(ハードディスク、SSHD、SSD)を交換する手順をご紹介します。今回の記事で紹介するdynabookには2.5インチのSSHDが搭載されていました。SSHDはSATA接続のものです。SATA接続であれば、ハードディスクでもSSDでも同様の手順で取り外すことができると思います。


(1) まず、ストレージを固定しているネジを外します。下の写真の赤丸の部分になります。これらを外すと、ストレージが自由になり、動かすことができるようになります。SATAケーブル(写真のオレンジ色の部分)をSSHDから取り外します。





(2) SSHDを取り外したところです。写真のように、空きスペースができます。





(3) 新しいSSDを取り付けたところです。取り付ける際には、SATAケーブルとSSDを接続し、スペースにしっかりとはめ込みます。

ここでは、物理的な交換の仕方だけを解説しています。ハードディスクやSSHDを換装する方法については、以下の記事をご参照ください。

ノートパソコンのハードディスクやSSHDをSSDに換装する方法








メモリを増設する場合


dynabook AZシリーズでは、メモリの増設がとても簡単になっています。

ハードディスクを交換するときのように、裏蓋にあるすべてのネジを外して開ける必要はありません。

底面部分の中央に10cm×15cmくらいの蓋があり、そこを開けるとメモリにアクセスできるようになります。ネジを1本だけ外せば大丈夫です。下の写真のように2つのメモリスロットが用意されています。




筆者が購入したdynabook AZ65は8GBメモリでしたので、1スロットしか使用していませんでした。16GBにしたいときは8GBのメモリをもう1つ用意して、もう1つの空きスロットに差し込めば大丈夫です。






まとめ


dynabook AZシリーズの裏蓋を開けるときは、外すネジの数が多くて心配でしたが、やってみるととても簡単にできました。

ネジを全部外してしまえば、弱い力で蓋が外れます。逆に、ふたを取り付ける際も、簡単に元に戻すことができました。

ハードディスクからSSDに換装してみたいという人や、ファンを掃除しようとしている人は、ここで解説した内容を参考にしていただければと思います。



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