ApacheとPHPを連携させる方法Windows編


WindowsにインストールしたApacheとPHPを連携させる方法をご紹介します。設定ファイルに数行追加するだけで簡単にできますのでお試しください。


[このページの内容]




設定方法


ApacheでPHPを動作させる方法はとても簡単です。PHPとApacheが正しくインストールされていれば、Apacheの設定ファイルに数行書き足すだけで簡単に実行できるようになります。

WindowsへのPHPとApacheのインストール方法は以下を参照ください。

WindowsへのPHPのインストール方法 複数バージョンの使い分けも簡単

WindowsへのApacheのインストール方法 サービスへ登録するまでをご紹介



手順は以下のようになります。

(1)Apacheの設定ファイルを開きます。


場所:Apacheをインストールしたフォルダ\conf\httpd.conf



ApacheでPHPを動作させるためには、httpd.confの一番最後に以下のものを追記してください。



LoadModule php7_module "PHPをインストールしたフォルダ\php7apache2_4.dll"
AddHandler application/x-httpd-php .php

# configure the path to php.ini
PHPIniDir "php.iniが置いてあるフォルダ(通常はPHPをインストールしたフォルダ)"


なお、ここでは、PHP7.3を使用しています。


設定に必要となるファイルは以下の2つです。

・ php7apache2_4.dll
・ php.ini


いずれもPHPをインストールしてあるフォルダの中に入っていますのでご確認ください。


もし、php.iniがない場合は、php.ini-productionまたはphp.ini-developmentというファイルが入っていますので、php.ini-developmentをコピーし、php.iniとして別途保存してください。


ここではApacheとPHP7.3を連携させるようにしていますが、他のバージョンのPHPであっても同様の操作で動作すると思います。ただ、PHP5系を使うのであれば、php7_moduleをphp5_moduleにする必要はあります。



(2)Apacheを再起動します。



(3)テキストエディターを開き、以下のように記述します。


<?php phpinfo(); ?>



phpinfo.phpなどという名前にして、以下の場所に保存します。


Apacheをインストールしたフォルダ\htdocs





(4)ブラウザを立ち上げ、URL欄に以下のように入力します。


http://127.0.0.1/phpinfo.php


以下のような画面が表示されれば成功です。ApacheでPHPが使えるようになりました。








まとめ


ApacheとPHPの連携は、設定ファイルに記述を追加すればよいだけですので、とても簡単に行えますね。




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