MDに録音した音源をパソコンに取り込める機器とその方法


最近は、MDはすっかり過去の遺物的なものになってしまい、現在は再生できる機器を手に入れることは難しくなってしまいました。

そのため、新しくMDプレーヤーを買い替えることもできません。筆者は古くなったステレオコンポを処分しようと思ったのですが、MDに録音した音楽を再生できなくなってしまうと思い、長い間処分できずにいました。

そうこうしているうちに、コンポの調子が悪くなってきてしまい、いよいよMDを聞けなくなってしまうのではという危機感を感じるようになりました。MDには思い出もいっぱい詰まっているのでどうしようと思っていたところ、「MDに録音したものを、パソコンに取り込んでデジタル化できるのではないか?」と思いつきました。

そして、実際に試してみてうまくいきましたので、その方法についてご紹介したいと思います。

[筆者が25年前に購入したCD・MDコンポ]






オーディオキャプチャーを使うと音質良く取り込める


今回利用したのは、オーディオキャプチャーという機器です。コンポとパソコンを接続することによって、MDに録音した音楽をパソコンに綺麗に取り込むことができました。




専用の録音ソフトと説明書も付属しています。

[オーディオキャプチャーと付属品]




オーディオキャプチャー






使い方はとても簡単で、以下のような手順でパソコンに取り込むことができます。

取り込み手順


(1)オーディオキャプチャーのRCA端子またはステレオミニプラグを再生機器に接続します。

(2)オーディオキャプチャーのUSBをパソコンに接続します。

(3)パソコンにインストールした専用ソフトを起動します。

(4)MDを再生させると同時に、専用ソフトの録音ボタンを押します。

(5)MDの終了と同時に、専用ソフトの停止ボタンを押します。

(6)ファイル名をつけて保存すると、音源のデジタル化が完了します。



音質はとても良く、十分に満足できました。MP3形式またはWAV形式で保存できるので、パソコンに保存しておくだけでなく、スマホなどでも聞けるのがうれしいですね。


ただ、この方法だと、MDを1枚ずつ再生して録音の開始と終了を自分の手で行わなければならないので、少し手間ではあります。MDの数が多いと作業が完了するまでに結構時間がかかるのが難点です。

また、オーディオキャプチャーを使う場合には、MDを再生できる機器が必要となります。


再生機器が壊れてしまった、手元にコンポが残っていないというような場合や、なるべく手間をかけずに作業量を減らしたい場合には、以下のような方法を検討してみてください。





再生できる機器がない場合や、なるべく手間をかけたくない場合


手元にMDを再生できる機器がない場合は、MDプレーヤーを購入する必要があります。ただ、現在のところ販売中のMDの録音・再生ができる製品は、「TEAC MD-70CD-S」しかありません。とても残念です。

 TEAC MD-70CD-S



上記のような本格的なMDプレーヤーであれば音質はとても良いと思いますが、ポータブルMDプレーヤーでも十分に鑑賞できるクオリティで保存できるのではないかと思います。ポータブルMDプレーヤーであれば、手ごろな値段で購入できるので予算を抑えることができます。また、新品でも手に入る製品がいくつかあるというのもうれしいですね。





ポータブルMDプレーヤー







MDプレーヤーがあれば、上で紹介したオーディオキャプチャーを使うことによって音源のデジタル化が可能です。MDコンポであればRCA端子が利用できますし、ポータブルプレーヤーを使う場合はステレオミニプラグをイヤホンジャックに挿せば良いです。


MDプレーヤーの中には、MDを再生しながらダイレクトにMP3変換してくれる製品があります。現在は新規での販売は終了になっていますが、中古品で購入することができます。

たとえば、「JVC RD-M2-W memory Clavia」という製品は、512MBのフラッシュメモリーが内蔵されていて、MDに収録した音楽を等倍速でMP3ファイルとして内蔵メモリーに保存することが可能です。MD音源を簡単にデジタル化することが可能です。


JVC RD-M2-W memory Clavia







他にも「SONY NETJUKE」という製品はハードディスクを内蔵していて、MDの音源をハードディスクに取り込むことができます。そしてUSBを通してパソコンに移すことができます。

なるべく作業量を減らしたいという場合は、これらの製品を利用すると良いでしょう。




まとめ


現在、MDを使っている人はとても少ないのではないでしょうか。かくいう筆者も、MDで音楽を聴くということが減っていて、音楽をダウンロードして購入したり、ストリーミング配信で聞くことが増えてきていました。

だからといって、MDの音楽はどうでもよいかというとそうではなく、むしろMDにとりためた音楽は思い出が詰まっているものが多く、捨てるに忍びないです。また、時々無性に聞きたくなる瞬間があり、聞きたくなった時にどうすることもできないのはとても困るなと思っていました。

でも、今回、オーディオキャプチャーを使うことによって、無事MDをパソコンに取り込むことができました。もう20年以上使っているMDプレーヤーがいつ壊れても大丈夫です。MDを再生できる機器が減ってきている中で、無事中身を拾い出すことができたので、とても安心しました。

MDの音源をなんとかデジタル化したいと思っている方は、これを機会にパソコンに取り込んでみてはいかがでしょうか。

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