ホームページは何で作るのが一番いい?




ホームページを公開したいと思った時に、どんなツールを使って作れば良いでしょうか?最近はとても便利になっていて、特に詳しい知識がなくても簡単にホームページを作ることができるようになりました。

ここでは、ホームページを作るために使える5つのツールをご紹介したいと思います。


[このページの内容]




WordPress 手軽に導入できて管理が便利




ホームページを作る際に最近非常によく使われているのがWordPressというツールです。世界中で非常に多くの人に利用されています。WordPressを使うと、ホームページの作成と管理がとても楽にできます。


ホームページを作るときは専門の知識が必要に思われるかもしれませんが、WordPressを使えば知識がなくても簡単にホームページの構築と管理ができるようになります。


初めてサイトを作るときに、たくさんの知識を勉強する必要があると途中で挫折してしまいますが、特に詳しい知識がなくても簡単に記事を作成して公開することができるのは大きなメリットです。


また、サイトは一度作っただけではダメで、記事を足していったり、時には修正したりして、どんどん更新していきます。ページのデザインを少し変えたいなと思った場合、記事がたくさんあると普通は全部のページを更新しなければいけませんが、WordPressでは1か所変えれば全部の記事に反映できます。


また、ホームページの更新や記事の作成をする場合には、必ずしもパソコンに向かう必要はありません。インターネットにつないでWordPressの管理ページにログインすれば記事の更新ができますので、外出先でスマホを使って記事の更新をするということもできます


このように、WordPressであれば記事のサイトの更新がとてもしやすいです。


WordPressを使うもう一つのメリットは、検索エンジンが好むホームページの構成になっているので、検索結果の上位に表示されやすくなるという点があります。


せっかく作ったのに誰にも見に来てもらえなかったら悲しいですよね。検索エンジンの結果の上位に表示されれば、多くの人に見てもらえるようになります。


一方で、WordPressは非常に多くの人に利用されているため、設定が甘いと簡単にハッキングされてサイトが書き換えれらえてしまいます。WordPressはインターネットにつないでログインして使うようになっているので、IDとパスワードがゆるいような場合には簡単にログインできてしまいます。


他にも気をつけなければいけないポイントがあるのですが、WordPressではセキュリティ対策をしっかりしておく必要があります。


もちろん、このようにセキュリティ面で気をつけないければいけないことがあるのですが、それを補って余りあるメリットがあるため数多くのユーザーを獲得しています。


WordPressはレンタルサーバーの契約をすれば、追加料金なしで利用できるようになります。とても簡単に設置が完了しますので、是非利用してみてください。


WordPressはPHPと呼ばれるプログラミング言語とMySQLというデータベースを利用します。そのため、プログラムを実行する環境とデータベースを動かすための環境が悪いと、レンタルサーバーによっては、ホームページの表示に時間がかかる場合があります。


ホームページを作成するときは、プログラミング言語とデータベースのことを意識する必要はまったくありませんが、どのレンタルサーバーを借りるかは検討した方が良いです。




ブログ 手軽だけどデザインの変更がしづらいことも





ホームページを作るときにブログでやってみたいという人もいると思います。

ブログを利用すると文字を書いて、画像をアップロードするだけで簡単にサイトの作成・更新ができます。とてもお手軽です。


ブログを利用するときにまず検討しなければいけないのが、無料ブログと有料ブログのどちらを利用するかということです。


無料ブログには「はてなブログ」や「FC2ブログ」、「Seesaa」、「ココログ」などのサービスが有名です。これらのサービスにユーザー登録を行えば、簡単に利用を開始することができます。


無料ブログのメリットは簡単に始められることと、お金がかからないことです。ただ、ほかにもユーザーがたくさんいますので、ほかのユーザーのブログとデザインがかぶりやすいです。また、デザインやサイトの構成を変えたいなと思っても、システムの制約のために、変えられる範囲というのは限られてきます。サイトのデザインを独自のものにすることによって、自分らしさや個性を出したいなというときにはあまり向いていないかもしれません。


また、無料ブログは今はサービスとして存在していても、数年後にはそのサービスが打ち切られてしまうかもしれません。そうすると、せっかく作ったコンテンツがなくなってしまいます。多くのサービスはユーザーがたくさんいますので、なくなるということは予想しづらいのですが、経営状態が悪くなればサービスを終了させるということもありますので、常に削除される危険性があります。


また、無料サービスですので、広告が表示されてうっとうしく感じることもあります。無料ゆえに、サービス運営側の収益確保のため、どうしても目立つ部分に広告が表示されてしまうことがあります。


一方で、有料にはなってしまいますが、レンタルサーバーを契約したときに利用できるブログであれば、無料ブログのデメリットの多くは解消されます。


まず、広告は全く表示されません。ホームページのデザインが崩れることもありませんし、ホームページに来てくれた人が意図しない広告リンクをクリックすることがなくなるので、とても快適にホームページを見てもらえるようになります。


レンタルサーバーを借りて独自ドメインを設定していれば、そのドメインは永遠に使い続けることができます。そのため、レンタルサーバー会社がなくなったとしても、別のサーバー会社にコンテンツを移すことでホームページを使い続けることができます。


ただ、デザインの変更という面では、有料であっても制約があります。カスタマイズできる幅に制限があるので、気に入ったデザインで運営したいという人は、ホームページビルダーなどのソフトを使ったり、上で紹介したWordPressを利用する方が良いでしょう。




ホームページビルダーやSIRIUSなどのソフトウェア とても軽量なサイトを構築できる




ホームページを作るというと、以前はホームページビルダーを使うのが当然でした。それくらい非常に便利なソフトです。ただ、最近はWordPressが登場したことで、ユーザーがそちらに流れているという傾向があるように見受けられます。


ホームページビルダのメリットは、特に専門知識がなくても簡単にホームページの作成ができるところです。Wordで書類を書いていくような感覚で、簡単に画像を貼り付けたり、文字の色を変えたりすることができます


WordPressも同様のことができますが、WordPressはすべてインターネット上で完結するのに対して、ホームページビルダーはパソコンにインストールして使うので、記事や画像などのコンテンツがパソコンの中にも保存されます。


もしレンタルサーバーに何らかのトラブルがあると、WordPressはデータがなくなってしまう危険があります。もし、バックアップを取っていないと復旧できません。


一方、ホームページビルダーであれば、レンタルサーバーにあるものと全く同じものが自分のパソコンの中にあるので、万が一サーバーにトラブルがあってもすぐに対応が可能です。


ホームページビルダーを使っていてデザインを変更したい場合には、設定によってはすべてのページを手動で書き換えなければなりません。WordPressであれば1か所変えればすべてのページに自動で反映されますので、ホームページビルダーはデザインの変更に弱いといえます。


ページ数が少ない場合は良いのですが、100ページを超えるような場合には不便です。


WordPressは便利なのですが、PHPというプログラミング言語とMySQLというデータベースを使用しています。そのため、レンタルサーバーの選択を誤ると、遅くて使えないという事態が起こります。


一方でホームページビルダーではプログラミング言語もデータベースも使用しません。そのため、できあがるのは非常に軽量なホームページになり、たいていのレンタルサーバーで軽快に表示されます。


検索エンジンの検索結果に表示されるときに、ホームページの表示速度が重視されます。表示されるまでの速度が速いほうが、検索結果の上位に表示されやすいです。その意味においても、ホームページビルダーで作成するメリットはあります。


さらに、最近はホームページビルダーをもっと使いやすくしたSIRIUSというホームページ作成ソフトも登場しています。非常に簡単にサイトの構築ができます。





ショップやサービスを作る場合 専用のホームページ作成サービスを使うと便利





ホームページを開設したいという場合、ネットショップやサービスを作りたいという場合もあります。


その場合、購入時のクレジットカード決済をどうするか、ユーザー登録をどうするか?、商品ページを魅力的に表示したい、予約機能を盛り込みたい、メルマガを配信したい、などという問題が発生します。


このようなページをWordPressやホームページビルダーを使って作るのは、結構骨が折れる作業です。


また、予約機能やクレジットカード決済などは、専用のプログラムを利用しないと実現できません。これらの機能を個別に利用するためには、費用的にも高額になりがちです。


しかし、ネットショップやサービスを作るような場合には、専用のホームページ作成サービスを利用すると非常に手軽に魅力的で使い勝手の良いサイトを作ることができます。


もちろん、有料サービスになりますが、手ごろな値段で、魅力的なデザインを持ったホームページが作れ、問い合わせフォームや予約フォーム、ネットショップ機能などを組み込むことができます


餅は餅屋というように、高度な機能を持つホームページを作るときには、専用のサービスを利用するのが最も手軽です。


ただ、もししたいことが増えた時には、ホームページ作成サービス側で対応できない場合もあります。サービス側で準備されたものの中で対応する必要があるので、かゆいところに手が届かない場合があるのがデメリットではあります。





ホームページ作成サービス 簡単に綺麗なページができあがる





最近はとても便利になっていて、WordPress、ブログ、ホームページビルダー以外の第4の選択肢として、ホームページ作成サービスというのが登場しています。このホームページ作成サービスの中には、上で紹介したようなネットショップやサービス作成ができるものも含まれます。


ここでは、ネットショップやサービスを作成する用途ではなく、一般ユーザー向けのホームページ作成サービスをご紹介します。


ホームページ作成サービスというのは、WordPressのようにインターネット上のサイトにログインして、記事を書いたり画像をアップロードしたりするだけで、非常に綺麗で魅力的なホームページができあがるというものです。詳しい知識は必要ありません。とても簡単に使えます。


無料プランと有料プランの2つから選べるところがほとんどです。


無料プランの場合、費用がかからず手軽に始められるのが大きな魅力です。一方で、もしそのサービスがなくなってしまうとホームページがすべて消えてしまうこと、そして、広告が表示されたり、スマホで見た時に見づらかったり表示が崩れたりすることが挙げられます。決められたテンプレートの中から選ぶので、細かなカスタマイズができないと感じることもあります。


軽い使い方なら無料プランでも良いのですが、人気サイトに育つ可能性もあるので、有料プランを使ってみるのがおすすめです。費用はレンタルサーバーを借りるのとほとんど同じです。


有料プランであれば広告は非表示ですし、独自ドメインが使えるのでホームページ作成サービスがなくなっても、作成したホームページは存続させることができます。せっかく作ったホームページをいつまでも公開しておくことができます。




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